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家庭教師は仕事の宿題が発生するとブラックバイト

一緒に勉強する男女

家庭教師は大学生に人気のアルバイトで、特に上位の大学に通う学生は需要が高いことから、高い給料で働くことができます。
医学部や理工系の大学に合格させた実績が付けば、保護者たちの中で評判になり、時給2000円を超えるケースも決して珍しくありません。
しかしこの賃金体系にはカラクリがあります。
通常のアルバイトは勤務時間が明確に規定されていて、原則として全ての時間が給料になりますが、家庭教師は授業1コマあたりいくらという形で給料が決定します。
生徒を何人も抱える売れっ子の家庭教師は毎日何コマも授業がありますが、だからといってすごいお金を稼ぐことができるわけではありません。
生徒の家々を移動する手間もかかります。
家庭教師がブラックバイトと呼ばれる理由は、授業を行うための準備にかかる時間に給料が発生しないからです。
特に高校生を教える場合、ベテランの講師が専門で科目を持つほどの難しさがあるわけで、学生が授業を行うには、実際の授業時間の何倍もの準備が必要になります。
次の授業のための準備のことを宿題と言い、実質的な時給を下げる原因になります。
また、近年はモンスターペアレントが増えたことから、授業に対する要望やクレームが特に多く発生しています。
特に思うように成績が上がらない場合は厳しくなります。
これは講師が学生のアルバイトでも親にとっては関係なく、精神的なストレスもブラックバイトの要素になります。
ただ、同じ予習内容で複数のコマの授業ができるように顧客のタイプを調整したり、要領よく行うことで時給は上がります。
卒業しても就職せずにフリーで家庭教師を行う方もいますし、向いている人にとっては天職になるのかもしれません。